介護保険料、過去最高に

超高齢化社会に突入するなか避けて通れないのが「介護」の問題。

社会全体で支え合う仕組みとして2000年から「介護保険制度」が始まりました。介護保険料は3年ごとに見直されます。

厚生労働省は14日、65歳以上の高齢者が2024~26年度に支払う介護保険料(月額)が全国平均で6,225円になったと発表しました。

制度が始まった2000年度は2,911円でしたが、改定ごとに上がり続けていて、今回も過去最高を更新しました。

厚生労働省は基準額が過去最高になったことについて、介護サービスの利用が増えたことや、介護職員の処遇改善などを理由に挙げています。

全国で最も高かったのは大阪市の9,249円で、1人暮らしの高齢者が増加しサービス利用が増えたことが要因。2番目が大阪・守口市の8,970円、3番目が大阪・門真市の8,749円でした。